心あるものは

「正直者は馬鹿をみる」
というけれど。
変に正義感の強い者ははた目で見たらボロくじを引いている。
みんなのことを考えながら生きている者。
自分のことばかり考えて生きている者。
得と言えば後者の方に見えるが、
人生という長いパンで考えると笑って死ねるのは前者だ。
心あるものは絶対的に神が見ているのだから。
あやふやな気持ちで人生を無駄にしている者たちよ。
立ち止まって後ろを振りかえって見ればいい。
一生は長いようで短いもの。
どう生きるかは自由だが、
心から一生懸命生きないとあっという間に終わってしまうよ。
寂しいと思わないかい。
人生をこれみよがしに生きているなんて。
「後悔先に立たず」
なんてイヤだと思わないか。
「やるときはやる」
心あるものなら当然のことさ。
浮き沈みのない平成の心を持って生きる。
太陽の光の中で、
ゆっくりとやさしさと思いやりを持って生きよう。
御供　２００２／１／１９