いさかい

もしも私が間違っていたなら、
やさしく正しいことの話しをしてあやして欲しい。
いさかいのあとで、
自分にも君にもなにひとつ望まない。
そう思った時の気持ちは祈りに似ていた。
君が疲れているのにこんなことを言う私は、
とても愚かな人間。
自分よがりのあまのじゃく。
わかっているのに逆に出てしまう私にあいそつかしている。
なんてひどいヤツなんだと思っているかい。
心の中と肉体は別々に作動しているみたい。
何かを君に言われると余計に嫌みなことを言っちゃうんだ。
君への思いは変わらずに永遠に続くものだと信じているから、
こんな嫌みを言って困らせてやろうとする。
悪い考えが出て来てしまうのかもしれない。
嫌みを言わない私が早く育って欲しい。
私は自分の心の中のもやもやが、
このままつづくわけもないことを期待する。
私のわがままをもう出さないように気をつけよう。
人間みんな完璧じゃない、
どういうわがままかによるよね。
少しの気遣いと平然とした心構えがあれば大丈夫。
いさかいのない間柄を築いていきたいね。
お互い大人になって、
相手のことを思いやり。
いい方向へと進む。
そうして行こうよ。
御供　２０００／１０／３