神とは具体的に何であるのか?
それはこの宇宙のバランスをとっている意識を持った巨大なエネルギーである。
言い換えれば、宇宙を統一するべくある法則である。
我々はその法則に守られ、
法のもたらしてくれる調和の下に生きている。
それはまた自然界の摂理と表現しても良いかもしれない。
人は何故、海に沈む夕陽を目にした時、
国籍、人種、男女の別などに関係なく美しさを感じるのか?
違う環境に育ち、
違う言語を話し、
違う教育を受けていても自然の美しさの前に何故、
共通の感動を覚えるのか。
それは誰もが心の底に共通の美意識。
人間としての共通の価値観を持っているから。
自然界の調和に美を感じ取る共通感覚こそ、
実は人間が法の下に生きること。
その法は宇宙全体を貫くハーモニーを母として、
生まれてきた存在である証拠だと考える。
『子供、三つ子の魂百まで』
一人で生まれて、一人で死んでいくこと。
偶然性。
矛盾創造的精神の伝染。
詩はノートのページに書かれるものがすべてではない。
舗道にチョークで書かれる詩もあれば、
ビルボードに点滅する詩もある。
人々の空間に向かってささやかれる詩もある。
日本の若い詩人もどうかシャイにならず、
いろいろな方法も試すべきだ。
私もそう考える。
詩を自分の部屋に閉じ込めてしまわないことが大切だ。
詩を持って外の世界へ出て行くこと。
詩はコミニュケーションそのものである。
それが一番大事なことだと思う。
外に出て行く言葉。
舗道に書かれる詩。
『ここがロドスだ。ここで飛べ』
御供
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