LA ベニス

いきなりのいたずらが、
色目を使い創造にかりたてる。
人間の楽しみアートという甘いクッキーに魅せられて、
心を開く今の自分がうれしい。
動くことによって出会うことが存在する。
信じられないような美しい女体のみたいな時間に身をおくと、
とてつもないエネルギーが湧く。
洗われた時間に遭遇する。
ここLAのベニスは心の中にインスパイアされるエリア。
人間の臭いのするところ。
ここにはクリエイティブという本質がある。
好きなものがチョイスされ、
すべてのクリエイターの思考を刺激する。
心に来る沈黙の時を、
シナリオのない演出が誰の心の中にもある。
意識が型となって出来上がる。
実際フォルムとなすスコルプチャーというものは、
そんなアクションの中でメイキングされるものなんだ。
この光をどう表現すればいいんだろう。
ましてや言葉にすることなんてできやしない。
『創造に誘われた怪しげな光』
『ほのかな人間が落ち着く光』
言葉にしてしまうと、
とてもおちつかない。
御供　２００４／３／２８