2010/08/27

信じないから


呪い殺される夜、
最後まで嘘をつくことで自分を正当化したひとりの馬鹿な女がいた。
自分を信じないから、
誰も信じられないで一生悲しさの中で苦しんで生きることになる。
すぐに人を恨んでやるとか、
憎んでやるとかいうけれど自分こそが恨まれ憎まれると恐れているだけに違いない。
なんで嘘で固めた二重人格で生きるのか。
一回嘘をつくことにより、
すべてが嘘になるということを恐れて口をつぐむ。
答えないでいる姿は悪魔のように人の心を傷つける。
自分の足りなさをわかりもせずに、
人をののしり自分の嘘をうやむやにする。
こんなことがいつまでも通ると思っているのか。
もし一生そうして生きるならそうしたらいい。
気づいた時には、
自分と同じ嘘つきばかりになっているだろう。
そんなつまらない人生を送らせたくないから。
気づいて欲しいだけ、本当さ。
人を憎いとか恨んでやるなんて思ったこともないしね。
よくそんなことが言えるよ。
人にうらまれることをするから、
そういうことを考えるんだ。
もうやめにしよう。
くだらない怒りの時間を過ごすのは。
楽しい時間の中に身を置こう。
御供 2000/9/9

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