2010/08/31

北青山ホテル


看板もなく、
裏道のビルの2階にひっそりとやっているバー。
そのバーがビルの立ち退きのために店を閉める。
店の終わりの日に。
夏の終わりの日に。
みんなが集まってドンチャン騒ぎ。
「遊び」という合い言葉で集まっただけだから、
よけいに盛り上がった。
めちゃくちゃ騒いだ一日。
店にはボーイと呼ばれる人がいて、
ひろえちゃんという女のコがいる。
何人かの常連客がいて、
それだけのバーなのに人が集まった。
たくさんの人が集まり、
最後の日を騒ぎまくった。
人が人を呼び、集う。
文化となった東京の夏の終わりの一日の記録として参加した。
私が詩を読み、矢部くんがDJをやった。
ちかが写真を撮り、くしだがギターを弾いた。
久しぶりのポエトリー・リーディング。
昔からの知り合いもいて、
新しい仕事の雑誌「東京ジャーミン」のスタッフもいた。
みんな汗びっしょりになって騒いでた。
エネルギーを感じ。
夏の暑さにもめげず。
飲み明かした夜を過ごした。
私が東京に住んでいる実感がつかめる一夜だった。
このたくさんの人が住む東京という街に、
生きていると感じるのはこんな時間なのかも。
生活していると解らなくなる。
でも、きっとそうだ。
御供 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして、

北青山ホテル!うっわ~懐かしい。
私も最終日に花束を持って行きました。

ボーイさんもお亡くなりになられて、寂しいですね。

バー青山のヤハギさんも、まぁアレで・・・。

リニューアルした後に1回行きましたが、個人的には昔のほうが良かったです。