ひとつのものがふたつに見えて、
まだ騙し通そうなんて思っている自分。
自分の体は自分が一番よくわかっていて、
だけど自分が一番遠くにいるってことに甘えてる。
どこかに二人の自分がいて、
心のどこかに自分に対して見逃している自分。
もっと強くならなくちゃ。
強くならなくちゃいけないって自分がささやいている。
そんなことしてちゃダメと言っている自分がいて、
心のどこかで声が二重になってわからなくなっている。
心の中で幾十にもなっている何かがあって、
どれもこれも正当化されている。
だってだってと言っているだけの何か。
もうそんなに考えない。
考えたって幾十にも見えるだけだから。
心のどこかで笑ってる。
心のどこかで手を叩いてる。
そんなことがはっきりしている。
頑固になってる自分がうれしい。
いい加減になってる自分がみじめ。
あやふやな自分がさみしい。
なんでいくつもの自分が心の中にいる。
みんなそうかもしれないけれど、
ひとつにしないといけない。
いくつもある自分なんて不自然だから。
いくつものものに見えているものなんてあやふやだから。
はっきりしないといけないよ。
心苦しくても何かをひとつに決めなくてはね。
そうさ、クリーンな心がどこかにあるはずさ。
御供 2001/3/22
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