2010/04/20

病気は神経性胃炎



かれこれ10日以上ベットに横たわっていただろうか。
まるで食べることができない。
何もしたくない日がつづいた。
私にとっては珍しいことだ。
でもどうにか良くなった。
人間には未来を見過ごす力があるのかと思う。
治るとわかる自分がいた。
確かに辛かったがどうにかなると信じてた。
信じていた私がいたから治った。
時間の亀裂に落ちる時が、
とても大切な人間形成の時間なのだ。
私は苦しかった。
ベットに横たわり朦朧とする意識の中で、
いろいろな未来を見つめている。
でもあの辛かった体がうそのように回復していくのがわかる。
食べられるということは人間にとって、
とても大切なこと。
とても幸せなこと。
目の前に好きだったものがあっても食べられない。
とても辛いこと。
よく食べて。
よく寝て。
よく動く。
そうしなければ人間は生きてるといえない。
意識の中で戦う。
病気というものはそういうことだ。
あまりにもいままで健康でいたから考えても見なかった。
私にとっていいことを学んだことになる。
これからは無理しないで体のことを考える余裕ができた。
いろいろなことで未来に挑戦していこう。
気づいた時が生まれた時なんだ。
もっとやさしく、
もっとしっかりと生きて行こう。
自分の人生を思いっきり楽しみなさいと言われているようだ。
  御供  2003/11/11 14/4/14

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