カビくさい暗い永遠性は、
今日と昨日の差異も思い出さない。
そればかりでなく、
日常の出来事もすべて消し去る。
遠く、近く、あらゆるところに、
時間はいきいきと息づいている。
私の心に重くのしかかる。
これからの時間に手をさしのべて、
豊かな響きを求めている。
おののきつつ未来の時間を求めている。
時間のトンネルを超えた明るみ。
確かな時間の高く輝くところ、
私の心は広々として燃えている。
なのに明日は、
卑屈な表情を作る。
大市場をめぐり、
汚い路地裏を歩き廻っている。
小銭を稼がなくてはならないのだ。
私と私の夢だけが住むところ、
トンネルは果たして抜けることが出来るのか?
大きなことを考えているわけじゃない。
ひとりの人間として、
笑いと小さな喜びさえあればいい。
人間と人間のやさしいつながりを望んでいるだけなのだ。
私の夢が私たちの客となって訪れて来る事を望む。
回りにはぐるりと酒杯がゆきわたる。
歌も挨拶も、
よどみない歓談も、
よどみない歓談も、
朝が来るまで静まる気配がない。
ただ、そんな世界へ行こう。
時間のトンネルを超えて!
御供 2013/5/15
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