2010/05/17

アーティスト



芸術家の喜びで磨き上げたいつわらざる虚無心。
偏見のない確定たる思考。
禁欲的な振る舞い。
厳しく辛辣ともいえる判断。
皮肉をこめたユーモア。
詩のような言葉を豊富に引用する話し振り。
鋭い断固たるまなざし。
自分に対しても他人に対しても、
厳しい水準を求め。
なすべき行政には正義感と不屈の精神で望む。
ためらうことなく長い間待ち望んだことを、
当たり前のように成し遂げ。
自分を自由にするためだったら何をも恐れない。
そんな硬い意志を持ち平然と立っている。
芸術家の存在はこれからの世界の重要な位置をしめる。
それはこれからの少し先の時間がわからせてくれる。
「私は今初めて成功があると確信している」
望みがあると感じるとき時代も人々も、
私に味方してくれると知っている。
私は今、信じられない気分。
「これ以上はない」と、言ったらいいのだろうか。
そう言える時がやっと来た。
待ち望んでいることが現実になりつつある。
人間はみな同じ能力を持っているにもかかわらず、
その能力を出し切れないでいる者がたくさんいる。
物静かな微笑みには誰だって心がときめく。
真のリーダーとうたわれシンボルとなり模範になる。
だが、それでも完璧ではない。
完璧な人間なんて存在しない。
不安な眼差しの中に悲痛な輝きがあっても、
それが正と判断できる人間こそが持つ完璧さ。
神に近い、神以上の存在なのだと思う。
そのような人間、
それこそが、真のアーティストだ。
   御供    14/8/1

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