メッセンジャーを探し求めて旅している私がいる。
今ここに身を寄せている私がいる。
何もかも忘れてただひたすらに無策法に探している。
体も心もボロボロになって回復すら危ぶまれている。
そんな私に何ができるというのか。
ひとりの人間としてアリよりも小さく。
心ある人間として正に生きる術も失い。
悪に惑わされている自分。
いち個人として何ができよう。
心はかならずや方向を失わない。
そう信じて来た私の前にたちはだかる「限界」というふたつの文字。
何ができよう、これ以上のことが。
しかし、体は徐々に回復する。
心は洗われ、再びソウルはよみがえろうとしている。
何日寝ただろう。
二日か三日か私自身にも記憶がない。
寝ている間に確かに時間は過ぎているのだ。
戻らない時間がそこにある。
でも今、これ以上のことが何故にできよう。
何をやるにも体が必要なのだと知るのみ。
知ってこそできる次のことを頭に描いている私。
私は今こうして落ちぶれた武士のようにボーとはしている。
次なるもっと大いなる冒険に心を馳せている。
自分が自分であるために、
私はここにいることが必要なのだと確信している。
この時間を大切にして生まれる次なる私にやること。
どんな時でも私は忘れない。
小さな人間の思いにより生まれた事実が形になるということを。
一段して、また新たなる嬉しい挑戦の中にいる私を思い描いている。
果てしなくつづく次なることへの嬉しい挑戦。
私はじっと今を耐え忍ぶ。
そして、私は考える。
しばし立ち止まろう。
考えてもいなかったことの中にいる。
自分を追いやり新たなることへの方向を定める。
そしてまっしぐらに進む。
そうしていることの気持ち良さ。
このひとつの考えもやがて輪になり、
大いなる人々の共感を得て大いなる考えに結びつく。
不可を可能にすることを思い描いて、
私は進むことをやめない。
それが今の私。
一段して思うことは、
またこうしてやり始めようと決めていること。
メッセンジャーを探して彼らと手を組んで握手をしたい!
御供 2002/7/3
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