地球にはたくさんの自然の摂理がある。
雨が降って、
川に流れ、
海に注ぐ。
それがまた雲になって雨を降らせる。
今起こっている変調とは水循環のシステムのくるい。
降らない時は干バツ。
一度降ると豪雨がつづく。
一方の極端から一方の極端へ振幅が大きすぎる。
それが気象のいろいろな変化となって現れている。
たとえば台風が変なところで生まれてコースがずれる。
まったく違って季節がずれている。
水循環というシステムの揺らぎ。
少しずつだが確実に悪化している地球環境。
何十年、何百年といったコレからの地球史。
生命。
願わくば存続させたい人類史を考える。
地球を守る行動をとった方がいいことは確かだ。
けれど大都会で生活していると自然の悲鳴が聞こえる。
コンクリートの地面や壁に囲まれているからなかなか聞こえてこないが、
聞こえてくるんだ。
それに誰も気づこうとしない。
どういう形で来るということを早く方向転換すれば、
被害の数も規模も少なくてすむだろう。
わかることさ。
予想できることをわかる人は引かないで方向転換する努力して欲しい。
破壊が自然災害としてくるのか?
人間のために本当の災害として来るのか、
人為と自然との境界線があいまいだ。
地球上どこでもそうだが、
もともとそこにあった文化は自然と人間が共存して作られた。
長く見れば産業革命から200年あまり。
短く見れば20世紀から、
そう世界大戦から60年。
石油の力で強引に物事が進められて来た。
けれど経済優先の社会はどこまでつづくかわからない。
自然との共存を取り戻すべきさ。
戻すというよりスパイラルのように前に進む。
太古とは違う共存を探していく。
バランスがもの凄く大切だと感じる。
内と外、心と社会。
全体のシステムをいつも意識してみる。
中心と全体だけを見ているとなんか漠然としすぎる。
観念的ないやな評論家や理論家になってしまう。
立場があるかないかで人間はぜんぜん変わってしまう。
シンクグロウバリー、アウトロウカリー。
たしか60年代カウンター・カルチャーがかかげたテーマ。
これをもっと広く浸透させる時なのかもしれない。
地球的に考え、地域で行動する。
美しい地球をそのままキープして子供たちに残したい。
小さな変化や心の中の変化が、
多くの人間に訪れたらきっと地球は救われる。
H.MITOMO
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