2010/05/24

人間は



日が移り変わっても対して変わるものじゃない。
いつも気分など優れるはずがない。
いつでも危険を侵すぐらい朝飯前さ。
この社会から逃げるには、
神でも犯してしまうかもわからないのさ。
実際のところ自分の弱さを覆い隠すか、
それを怒りという形で爆発させるかどちらかさ。
私にとって必要なのは生きるということ。
言わせてもらうと状況はさらに悪化している。
怖いのは、この世界の意味深さ。
解くべきメッセージがない時さ。
言っていることはわかるだろ。
何であろうとあらゆるものがメッセージを語り出す。
どれも同じように重要に見えるときなんだ。
人間にとって回数はあるが、
神にとっては一度目も数万回目も同じだ。
私自身が存在しているという証明はなにもない。
一方では人間はあらゆる現象に対し、
みっともなく堕落に満ちた反応を絶え間なく繰り返す。
自分の人格ゆえにもたらされた反応の結果に愛想を尽くしつづける。
人間はその反射的な行動以外には何もできない。
世界は未だ読み解くべき謎のメッセージで埋め尽くされている。
それを何とかして止めない限り、
人間とメッセージの間は距離も防御壁もない。
人間は無防備に受け入れつづけるしかない。
息をしたい。
目を閉じてもとりとめもなく虚しさが駆け巡る。
無意味な騒音がやって来る。
しかもそれらは、人間から発せられていることに気づく。
気づいたら永遠につづく。
災難、交通事故、
自殺といった渦中にいる。
すべては人間が発し人間に行き着く。
よければまったく無意味な孤独。
最悪なら絶望や悲痛の中。
そんな毎日を生きるしかない人間。
でも少しでも、変われるときが来ていると考えよう。
考えなければいけない。
   御供

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