君は私の心の宇宙さ。
私の見る大空に輝く星だ。
この世界を片目でにらみ、
この世界をさげすむ。
自分の灼熱に燃え尽きる。
私の言葉に嘘はない。
あまりにも単純で幼稚かもしれないが、
嘆きながら、おびただしい犠牲を呑み込む。
古い罪に、新しい罪を重ねながら、
発せられる言葉である。
私は国のない王様のようだ。
誇りに育まれ、
誇りに欺かれる。
私は社会から追放され、
そして今、立ち直りつつある。
私は言葉を声に出さずに発する。
私はモノ言わぬ情熱だ。
家もなく、金もなく、
争うための怒りも持たない。
だが、楽しい時間を過ごす天才でもある。
音も出さず、何も持たず、
旅することで人間と出会う。
これからの時間の先端について語り合う。
私には幾つもの体験から生まれた考えがある。
私にはルールのないルールがある。
私を悩ますものは何もない。
ただ自分の力に病んでいる。
遠い翼に乗って言葉が飛んでいく。
そしてもうひとつ加えられた言葉が、
その後ろを追って流れる。
高まり、逃げていく言葉もある。
ああ、私は泣く子供のように言葉を欲しがった。
私の言葉をつくり出したい。
歓喜の言葉が高まりの中で、
私を未知の世界へ連れて行ってくれる。
いつまでも心に残り、
心はその言葉を味わっている。
子供の頃に私が抱きしめてあこがれ求めた言葉。
それらは今も、私の胸に抱かれ、
私の世界の中に住んでいる。
別の世界から吹き捲くる言葉などものともせずにある。
夜ごと燃え上がる炎のように、
私を引きつけて離さない。
私はこの言葉に恋して止まない。
御供 11/12/17
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