いつも空をさまよっているみたい。
何をやっても宙を舞っているようで心はどこにあるのか。
心はどこかへ行ってしまっているようだ。
現実にいるときでも、
街をあるいているときでも、
私だけは透明人間のように感じる。
この殺伐とした大都会であてもなくさまよっていると、
自分だけ取り残されたような気分になる。
人ごみの中にポツンと立ち尽くす。
でも心はどこに。
遠い知らない街に行ってしまっているような気分。
いったい人間の存在ってなんだろう。
苦しみや悲しみ、
楽しみや笑い。
幸せ。
感情っていったいどんなものなのか、
目には見えない。
形がない。
人間社会で生きていて、
どんなことが起こっても何も変わりはしない。
世の中のことに無関心。
私ごととして考えられない。
なんでこんなふうに思うのだろうか。
いつこんな考えから抜け出せるのか。
まるで世捨て人のように大都会を泳いでいる。
心はどこに!
都会には人間らしいやさしさや思いやりが失われ、
まるで砂漠のような街になっている。
お互いに助け合うことをしないでいる。
ジェラシーを感じ合ってどうなる。
もっと楽しく生きていかなくちゃ。
どうせ同じ人生なら楽しくやりたい。
正しい立派な心を持っていたい。
私は生きる。
自分で決めた道の上をゆっくりと生きる。
社会の概念に脅かされることなく。
行きたいところに行って、
やりたいことをやって生きていこう。
そう決めている。
心はどこにあるのだろう。
御供 2002/9/9 11/12/2 14/7/29
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