孤独は変な色目を使い容赦なく創造をかりたてる。
年を瀬にひとりでいる。
東京には人のぬくもりの消えた冷却した空気。
寒々とした違和感を伝えたがる。
携帯電話の数字をたたく指が遠慮がちなのは、
大晦日という特別な日という固定観念からなのか。
2000年のしめくくり。
いろいろな出来事が頭の中を通り過ぎる。
病んだ文明の象徴大都会にいるこの時間を楽しんでいる。
自由と真実。
ときめきと恍惚を求めて打ちひしがれていた昨日までが嘘のよう。
来たりし21世紀には、
やさしい光の時代に突入するだろう。
不確かな実感を抱いてコツコツと刻む時間。
至福の時間の中に身を置きたい。
20世紀までの愚かさを嘆き次の世代の飛躍を信じる。
いろいろなことをしめくくろう。
御供 1999/12/31 14/7/29
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