今日を生きたという証しを知りたくないかい。
あの子に必要とされているんだと実感したくないかい。
勝れたメッセージTシャツを手に入れたからって違うんだ。
流行の服を手に入れたからって違うんだ。
気楽に生きようぜ。
「このジーンズの穴似合うようになったね。洗いざらしの色がいい感じ」
女の子に美味しいカフェ・ラテをおごる方が、
幸せだとは思わないかい。
時間というものを共有して、
旅に出ることを考えたくないかい。
Tシャツの破れがいい具合になってきて自分らしい。
いや自分が存在することを考えろよ。
代用品やプライスの高さじゃないんだ。
生きてるってことにプライドを持つ、
力強さを誇ってみたくないかと言っているのさ。
わからないかな。
自由な時間があって友と語り合う。
ポッカリあいた時間で詩を書く。
それで生きるってわかるだろ。
マスメディアのために書いているんじゃないってことさ。
理解し合う友のために書いているってことなんだ。
今日は遠回りして帰ろう。
好きな道を通って帰ろう。
だってこんなに気持ちのいい風が吹いているじゃないか。
雑草が巨大化していることにも気づいたし、
カラスが街に住み着いたことも自分の目で確かめた。
すべては自分の体験の中から、
生まれるってことに気づいて欲しい。
それが生きるってことだと思うんだ。
新聞や雑誌の見出しを口に出せるからって、
偉いわけじゃない。
当たり前のことを言うなよ。
心から湧いて来る自分の言葉で話そうよ。
時間ができたら詩を書いて、
心と社会のギャップを埋めていけばいいじゃないか。
『今日は夕陽がとてもきれいだよ』って、
みんなに教えてあげようよ。
一瞬のオアシスを大都会で持とうよ。
何もなくたって愛する友がいればいいじゃないか。
わかって欲しいな。
生きるって大切なことなんだよ。
御供 2004/3/16 13/6/14

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