2010/04/10

どこかへ動く



時の流れの中にうごめいて、
そのタイミングを知る。
流れて行く。
心の中など変えることなどできやしないのかな。
やっとのことで切り替えてみるが、
人間の欲望はセーブすればするほど沸き上がるものなんだ。
頭のなかでうごめく。
理性の中の少しだけの野生が誘いかける。
もどかしく、
ひとりの自分はつのる心を解き放つ。
もうひとりの自分も追求をはじめる。
でもじっと耐える自分の中の自分。
芽生える時が欲しい時、どこかへ動きたくなる。
ふたりの時間は同じ時を刻むのに、
どうしてこうして待たなければいけない。
私はひとりの野生の目覚めを感じる。
この耐え難い欲望はなんなのか?
満足を知らない私。
みだらな肉体は、
ひとりよがりにただひたすら突き進む。
人間は誰しも自分なりの完成を持っている。
そしてそれを達成するまでもどかしく息をする。
ひとりよがりの時を流れ。
胸にこがしたみだらな肉体を、
達成しないまま我にかえる。
人は誰でも自由に生まれて来たわけじゃない。
人は誰でも自由に死ぬことなんてできないはずさ。
過去と未来をつなぐ命があるとしたら、
きっとどこかに愛が転がっている。
それはどこにあるのかわからない。
だから、どこかに動いて出会いに行くのさ。
  御供 2004/3/19 13/6/14

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