2010/04/12

天国



天国へ行こうといつも旅をしている。
新しい街へ入っていくとき、
いつもここが天国なのかもしれないと入って行く。
ワクワクして入って行くのさ。
やさしさいっぱいの透きとおった心で、
頭をからっぽにしてインフォメーションなど持たないで入って行く。
目の見えない天使に引かれて入って行く。
天使は無数にいて、
賢い死の天使もひとり。
天国の領域の入口までは行くのだが入ることはできない。
『私のようなものを入れる天国には入りたくない』と、考えているのか。
あまのじゃくな私がじゃまをする。
まだ生まれてない天使たちは自分の容姿すらもわからない。
彼らは未来の死と変容の肉体を身にまとっている。
善と自由意志の賢い天使がちゃんと見ている。
あの街では神々の食べ物を食べた。
百万匹の恐竜と遊んでもじゃまをするものなどいなかった。
死んだ悪意の天使たちは、
黄金の格子の向こうに悪魔といっしょに閉じ込められている。
もう永いこと楽しい思いをしていない。
天国にーーーーー。
やがて最後の審判の日がやってきて、
宇宙のすべてが解き放たれる。
その時、神々の前に立つんだ。
私の心には愛がいっぱい溢れている。
愛を作り出す大工場にいってポケットいっぱいに愛を詰め込んでおこう。
そうすれば天国に行ける。
天国がどこにあるかって?
わかっているんだったら教えてよ。
でも天国は心の中にあるんじゃないかな。
だから天国を見たことはない。
天国へ行きたいなんて思わなければどこでも天国さ。
  御供  2005/2/18 13/6/15

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